易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

易マジック

沢風大過の六爻は、
上卦の爻と下卦の爻とで、
反対の象を取っています。
(馮椅の説)

  
  

三と四は、
棟たわむ。棟たかし。

二と五は、
枯れ柳に芽を生じる。花を生じる。*1

初と上は、
慎むの至り。身の程知らず。

× × × ×

こうしてみると、
易は幾何学的でもあり、
実に合理的であると云えます。

頤、中孚、小過にも、
こうした傾向はあるようですが、
大過が最も顕著であると。

*1:二は恋愛の卦、五は夫婦の卦を伏す。
これも意味深。