かつて、某先生から、
「一年に一度は繋辞伝を読みなさい」
と、云われたのですが・・。
今年は、
一度も読めませんでした。
「繋辞伝」 の繋辞という語は卦爻に繋属せられた辞(ことば)という意味で、すなわち卦爻辞のことである。したがって 「繋辞伝」 という名称は卦爻辞の伝、すなわち解説ということを意味している。なる程 「繋辞伝」 には爻辞を解説したもの十九章が含まれている。しかしその外に 「繋辞伝」 には卜筮義理両方面にわたって広く易理が説かれており、易の理論は 「繋辞伝」 によって形成せられたといっても差支えないほどである。
(鈴木由次郎)
「卜筮義理両方面にわたって」
・・ですからね。
卜筮方面では、
大衍章の暦法に則った十八変筮法が
有名です。