柳下 「易入門」 の
山火賁の病気の占には、
ながく病んで、衰弱している場合は必死の占とします。
とあります。
賁は飾るという卦なので、
結婚式、お葬式に縁があります。
それと山火賁は、
墳墓の象といわれます。*1
すなわち、・・
☶
☲
墓石☶の前に離があって花を飾っている。
墓石によって離☲の霊魂を艮めている。
墓石の下に離☲のカロート(納骨棺)がある。
・・と、こんな取象でしょうか。
(加筆)
山火賁は日没の象でもあります。
ストンと日が落ちるように命が・・
××××
また、同書の
山火賁の失せ物占には、
家の中で発見するとします。
とあります。
これは、艮の家内に、
離の発見、財貨があるからでしょう。
そして、
もう少し象を読んで、
「上爻のフタをとってみれば・・」
といったアドバイスもできそう。
*1:墳字には賁があります。