易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

自分の易

易に精通している人というのは、
その理解が言葉の端々に表れる。

たとえば、
小生の知っている某氏は、
火山旅につき、
ぼそっとこう云ったりします。

火山旅という卦は、
前卦の雷火豊と反卦になっています。
ゆえに豊の上六を継いで、
都落ちの旅とみれば理解が早い。

こういうことを云える人というのは、
滅多にあるものではありません。

どこかの易書に書いてあったことを、
ただ暗記して口にしたのではなく、
氏の易経理解がこのようであるという、
そうした重みのある言葉だからです。

ちなみに、
易経にはこうあります。

豊上六に曰く、
豊其屋、蔀其家。闚其戸、闃其无人。三歳不覿。凶。

序卦伝に曰く、
豊とは大なり。大を窮むる者は必ずその居を失う。
故にこれを受けるに旅をもってす。

雑卦伝に曰く、
親しみ寡きは旅なり。