易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

卦辞で占う

卦辞を占に用いることは、
初学者には難しい。

ていうか、無理。

易経を読んでいるかどうかが、
よく表れるところだからです。

蠱、元亨。利涉大川。先甲三日。後甲三日。

たとえば、
山風蠱を得て、単純に、
「元亨。利涉大川。」 をもって、
吉判断をしてはマズイでしょう。

(そんな人はいないでしょう)

しかし、
地沢臨のこの卦辞なら、
単純に占に用いてもうまく占えそうです。

臨、元亨利貞、至于八月有凶。

「元亨」 は吉の象。
「利貞」 は即今の戒辞の象。
「至于八月有凶」 は将来の戒辞にして消長生卦の象。

・・と、真勢氏は、
この辞について云っています。

陽気の伸びる時で、
運気は上昇している。

しかし、
剛気なれば運気を壊すので、
穏やかに進めなさい。

そして、
長期的には陰陽が循環して、
陰気に蔽われるので警戒すべし。

これで卦の大意は尽くしています。

この他の卦にも、
容易に占に使えそうな辞はあるのですが、
各自調べてみるとよい。