小生の知人が、某易占の大家に、
離婚の可否なのか、成否なのか、
占ってもらったところ、
「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ」
と、きつく叱られたと云っていました。
小生が、得卦の如何を問うと、
「山風蠱の五爻でした」 と。
この大家の卦読みは確かなので、
先生のこの発言は小生の記憶にずっと残っており、
易経を読むたびに反芻して、
「どのような根拠でそう云ったのか」
を考えてみることにしています。
他人の占例、
わけても熟達した占者の判断は、
それを記憶しておき、5年、10年かけて、
自分の頭でその判断根拠を考えてみると、
とてもよい勉強になるのです。
自分の易占に少し自信がついた頃、
得意満面で下した三変筮の判断が、
まるで逆だったということはママあります。
この山風蠱の五爻など、
- 離婚の可否・成否。
- 結婚の可否・成否。
をじっくり考えてみることは、
とてもよい三変筮の勉強になります。