易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

占考を推理する

山風蠱初爻は、
幹父之蠱。有子考无咎。厲終吉。
というように、他人の尻拭いをする時で、
運勢は停滞しており、鹿島秀峰氏は、
「新規な願いや大事はその時機でなく退守せよ」
と占考しておられます。

それなのに、受験占においては、
「入学試験に限り、やさしい学校なら
合格することがあります」
と、こんな占を考える人もあるのです。

実際にこのように占うかどうかは、
それは何とも言えませんが、
この占師はどのように考えてこうした占をしたのか、
それを推理してみることは易占力を養ううえで、
とてもよい訓練になると思います。

というわけで、考えてみるのですが、
どうもスッキリした根拠が見つかりません。

現在のところ、思いついたことは・・

 
  

  • 艮門の内に巽の入る象で、学校に入学する。それ故 「入学試験に限り」。
  • 二爻、三爻の蠱敗は深いが、初爻はまだ敗れが浅い。
  • 「やさしい学校」 なら試験のミスもカバーでき、それが致命傷とはならないのではないか。
  • 子は幹たり、と爻辞を読めば、しっかりした子。
  • 巽の主爻で要領よく入る意が強い。
  • 伏卦の大畜は 「大学の象(小林三剛)」。


・・と、並べてみましたが、
どうもスッキリしません。

あるいは、それゆえに、
この占を考えた先生も、
「合格することがあります」
と、語気を弱めているのか。