13日、14日は、
生まれ故郷である天竜峡、飯田方面を旅したのですが、
13日は晴れ予報、14日は雨の予報がなされていました。
14日は天竜ライン下りをする予定でしたので、
当日の天候が気になっていました。
そこで一筮を試みました。
「14日、旅先において雨は降るか」
三変筮によりて、
火地晋の五爻を得ました。
☲
☷
これを何と解したらいいでしょうか。
地上に太陽が昇り進む象なので、
第一印象によれば晴れなのですが。
気象情報よりオレの易の方が正しい。
そんなふうに強気になれればいいのですが、
小生、そこまで愚かではありません。
現代の気象情報の精度は、
易の比ではないと知っているからです。
午前中は坤の曇り、
午後は離の晴れなのか。
はたまた、
坎が内にある象なので、
昼頃から雨が降るのだろうか。
(天気予報だとこんな予想でした)
そんなことを考えつつ、
旅先から帰ってきました。
結果は曇りでした。
予報で云われていた程の雨は降らず、
曇り空から雨がこぼれ落ちて来た時間帯もありましたが、
(これは互坎の仕業でしょうか)
傘をさすことは一度もありませんでした。
白蛾小筌では、天地否の卦を、
「月霧裏に蔵(かく)るるの象」
としています。
乾の月が坤の霧の裏に隠れている象と。
これを応用すれば、得卦は、
「太陽霧裏に蔵るるの象」 と云え、
太陽が雲に隠れている象、すなわち、
曇りであるとの取象が出来ます。
伏しているのはまさに天地否ですので、
伏卦は白蛾小筌の否卦を参考になさいよという、
易神からのアドバイスとも思われます。