易経だけ読んでいても、占いは出来ない、
これは誰しもが経験することでしょう。
その対処策として、当ブログでは、
「易学大講座」 を読むことを
おすすめしています。
その際 「読む」 ということは、
占考の根拠を自分の頭で考えながら、
文章を噛み砕くようにして読む、
そういう読書法です。
たとえば、
大講座の豫九四の占考に、
「転業・転職など不可」
とありますが、その理由は何だろう?
(答えられますか?)
そのように、一文、一文、
占考の根拠を考えながら読む、
そういうことであります。
おそらく易は、
誰に習ったから身につく、
どの本を読んだから実力が向上する、
ということではなく、
みんながよく知っている良書を、
この噛み砕くようにして読むということを、
日々、何年も何年も繰り返すことによって、
徐々に、少しづつ、
身につくのだと思われます。
研究会・講座に出席したり、
良書を読んで理解することは、
知識の習得という点ではよいのですが、
この噛み砕く読書をしないと、
卦爻を操れるようにはなれないと、
(実占はできないと)
不肖ながら当ブログでは考えております。