易経を読むブログ

易の 辞・変・象・占 について記しています。読書、日記、時事も。無断転載禁止。

易の修養

先日、大枚をはたいて買った易書には、
〔修養〕 なる項目があって、
その卦、その爻を学ぶことによって、
どのように精神・人格の形成に活かすか、
そのようなヒントが記されてあります。


たとえば沢雷随はこうです。

心に何等の邪曲もなく、水の流れて止まざるが如くであるのが随の性情である。君子は此のやうな性情を起すべきである。水は或は石に激することもあり。或は平らかになることもある。激したからと言つても何時までも激して居るのではない。直ちに平らになつて了(しま)ふ。理に随つてすらすらと行はれて居るのであるが、人間には執着が多い。怒りが解けない。喜びが過ぎる。故に萬事停頓し易い。随を見て以て修養する所を知るべきである。


執着心を捨てて、
心を平らかにして、
水の地形に随って流れるように、
時や人や状況の変化に随って行きなさい。

そのような趣旨だと思います。

しかし、我々凡人においては、
この卦は剛強が柔弱に随う象であるから、
プライドや邪曲が邪魔をして、
なかなかそうは出来ないようです。