雷地豫 の占考例に、このようなのがありました。
家出人などは愛溺を其の原因として、多くは都会に出たと見ますが、容易に帰らぬと見るべきです。
(「易学大講座」)病気-血行不順。
(「易入門」)
以下、
占考の根拠を記してみます。
「愛溺」
よろこびに溺れるという卦意より。
一陽五陰卦。
「都会に出た」
震の足が坤の田舎を出、震の賑やかな所に行った象。
「容易に帰らぬ」
地上を走って行ってしまった象。
「血行不順」
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坤を健全な血管とすれば、
☳
☷
豫は血栓か何かが詰まっている象。
・・てな感じでしょうか。
根拠を自分で考えてみると勉強になります。