易経を読むブログ

易占目的の ブログ ですが「易経を読む」と謳っているのは、易占に易経は不可欠であるという考えからです。「有料記事」は知っておくべき六十四卦の見方や占例を記してみました。無断転載禁止。

周易

オーソドックス な周易

断易、タロット、日盤鑑定・・が メイン で、 周易は サブ 的に用いるという方は、 また違うのでしょうが、 周易を専門にされる方には、 「岩波易経」「本田易」「今井易経」等を読み、 「易学大講座」「易入門」「易 占法の秘伝」 を テキスト とされることを推奨し…

貞と孚について

乾為天(有料記事)では書きませんでしたが、 柳下「易入門」の p.116 に、 「貞」の三つの意味が書いてあります。貞は易の重要 ワード なので、 「易入門」を読んでよく理解しておくとよい。真勢易では、 貞とは、正常固の三義を具せり。 と云っています。貞…

爻辞占の論点

前々回の ブログ で、 とりわけ、可否占の腕を磨きましょう。 と書きました。可否占だから筮法は三変筮であり、 三変筮だから原則として爻辞占なのですが。たとえば、 五爻は上卦の中位にあるため、 比較的よい爻辞がかかっていますが、 そのまま吉判断するこ…

「易占とは」

そもそも易占は、 可否・成否(三変筮)。 推移・成行き(六変筮)。 を占うものです。可否・成否。 推移・成行き。易占においては、 これらを占いましょう。前者は三変筮を用いて。 後者は六変筮を用いて。こう書きましたが、 ここまでのことが、 出来てな…

他人の占例を見て

ネット の占例を見ていると、 こんなことがありました。その占例は、 ・転職したらどうか。 ・今の職場に残ったらどうか。 という転職占でした。後者に得たのが、 地風升の初爻だったそうですが、 解釈を読んで オレ が思ったのは、 得卦は水風井の初爻なんじゃな…

薄れゆく関心

最近、ネット 上で、 新井白蛾、真勢中州、高島嘉右衛門、 加藤大岳、柳下尚範・・等の名を 見なくなった気がします。 ブログ や tweet においても これらの名前の出ることは、 極めて マレ になったようです。 過去に学んでいた人も、 出だしは勢いがよかったが、…

白く飾る

「山火賁の爻辞には いくつか白が出てきます」こんな tweet をしている人がいました。 よい読み方をされている・・と思いました。 初爻。四爻。上爻。雑卦伝。 これらは「白」の表現ですからね。 華美に流れる、体裁を飾る・・よりも、 白い、自然の飾りの方…

幻の易学大講座

易学大講座は加藤大岳氏の 若かりし頃の著作なので 改訂の必要があったようだ。 改訂者として某氏が選ばれたが、 氏は長いこと熟慮した結果、 「いや、これはこのままでいいでしょう」 という結論に達したということで、 全面改訂されることはなかったのです…

有料記事

はてなブログで 記事の有料販売が 出来るようになりました。なので時々 六十四卦の有料記事を 書いてみようかと。たとえば・・柳下「易入門」p.123 の、 水雷屯の家出人の占考例に、 家出したものの、 困まっていますが すぐには戻りません。 とありますが、…

或る明夷説

昔読んだ説なのですが、 すっかり忘れていたので、 再度確認してみました。「明夷」についての説です。 オレ は ムツカシイ ことは苦手なので、 写真を載せるだけにとどめておきます。

明夷という卦

地火明夷は 明が夷(やぶ)られるという卦。 明夷は外より為される破敗である。 (真勢易秘訣) ䷣ つまり、 上卦(彼)の坤暗によって、 下卦(我)の離明がやぶられるのです。会社員なら、 無能な上司のために才能を発揮できないし、 それどころか害されるという…

射覆占

柳下尚範先生は、射覆占について こう述べています。 射覆占の上手下手で、 占者としての技倆の優劣は つけられないものであることを 知っていて欲しいと思います。 射覆占を一生懸命行い、研究しても、 象の見方は上手になりましょうが、 他の占いも上達す…

陰が五爻まで来た

坤為地の第五爻は、 黄裳。元吉。なので、 大吉のようにも思われます。しかし、これは、 坤という卦にあっての「元吉」ですから、 積極的に発展するというのではありません。そこのところを、 上手に占考する必要があります。さらに易学大講座には、 分外の…

道を守る人

「程伝」を書いた程伊川の人物について、 本田先生はこう述べています。 この注釈を書いている程伊川という人は、 非常にきまじめな官僚で、天子に対して 御進講申し上げる職にあった人です。 大変忠義の心が篤かったらしい。ここの注も、 そういう注釈者の…

害のある爻

坤為地の 三爻(含章)も、 四爻(括囊)も、 才能を包み隠すべき時。しかし、四爻には、 ・害(象伝) ・他から誹難攻撃(易学大講座) とあって、 三爻より危険度が高いのですが、 これはなぜなのか。坎を伏しているのはどちらも同じ。どちらも、 承、乗、応は陰で…

蹇之剝

「蹇の剝に之く」 という日筮を見た。 (得卦に著作権があるなら ゴメンナサイ) ䷦ ䷖ (六変筮の日筮・・)どう解せばいいのか、 これだけではわかりませんが、 勝手に思ったことをみっつ。 蹇は艮体の上に坎の病のある象。剝は坤牀の上に艮体を横たえている象。…

俳句と易

ある俳句の批評文に、 こんなことが書かれていた。 春の句は とにかく美しさが表面的になって、 味の浅いものになりやすいが、 この句は深い美しさを湛えて、 いわゆる底光りがしている。こういう場合、 花とか鳥とかを描くと、 見た目には綺麗な句が出来る…

陰が下に生じた

初学者は岩波易経より、 本田易を読んだ方がよさそうだ。 オレ は今、本田易を読んでいるが、 チト 物足りない箇所もあるが、 まあよい入門書であると思う。 12日に母が入院し、父の介護もあって 最近は忙しくて詳細には読めないのだが。霜を履んで、堅冰至る。 …

素直な得卦

twitter上の射覆で、 「砂時計」を言い当てる というものがあった。ある方の得卦は山雷頤だったが、 よくこんな卦を出したもんだと感心した。 ䷚ 卦の形も砂時計だが、 震下艮上ゆえ、動いて止まる、 上下をひっくり返して、 動いて止まる。この繰り返しは砂…

直方大

坤為地の二爻に、 直方大。 とあります。だから ド した? と思われる所ですが、 小生は、 坤徳を発揮すれば吉、 オレ が、オレ がという態度は凶で、 伏卦の争いとなる、 と大雑把に捉えています。伏卦を師団とすれば、 組織において坤徳を発揮する、 すなわち…

パウダー 状の象

坤為地の象に、 霜雪霰霧の類 (真勢易秘訣) とあります。 ䷁ 六偶十二断の象といっていいのか、 オイドン にはわかりませんが、 両断の陰爻が六つ積み重なっているのを、 パウダー 状の象としているのでしょう。黄砂というのも、 この象に入るでしょうか? そう…

消長卦・坤

大岳先生の「真勢易秘訣」によれば、 坤為地の占意にこうあります。 一旦破れたことが 再び芽を出す兆がある。 これは、 剥 → 坤 → 復 という 陽の消長を見ているのです。大岳易、柳下易の先生方は、 こういう見方をよくします。上級者の易占 デスネ。

二変筮

三変筮は、 爻象。 爻意。 爻辞。 を見る筮法ですから、 易経を読まなければ 占うことが出来ません。しかし、 「易経を読む」 これが厄介な人がいるようです。ならば、 いっそのこと、 「二変筮」を用いて、 卦だけで占えばいいのではないか。それでも、 センス…

紛らわしい名前

本田「易」を読んでいると、・清の王引之 ・清の王夫之 と出て来るのですが、 パッ と見、どっちがどっちか、 区別がつきません。・オウインシ ・オウフウシ オレ は、・待つ ・持つ の区別もできないんだよ。せめて、 王夫之の表記が「王船山」なら、 いいんだけどなぁ。

易占のテキスト

武隈先生の「易占の要諦」は、 これを講座の テキスト にしてもよいくらい、 よくまとまった レジュメ だと思います。 易学大講座で学んでおられる方にとっては、 違和感のない内容でしょう。 武隈氏がなぜこのように占考したのか、 その理由を自分で説明できるよう…

開閉の占

もう十年以上も前に ネット で見た占例です。× × × × 占者は何かの講座の受講生で、 「はたして今日は休講日だったか」 を失念してしまったため、 筮に問うて坤為地を得た、 という占でした。占者の判断は、 「坤為地は吉卦だから、 休講ではないだろう」 とい…

恐るべし、乾為天

乾為天の彖伝は ムツカシイ。 文言伝でもこの彖伝を説いているが、 やはり ムツカシイ。 これは易全体にかかわる内容と思う。 つまり乾為天を キッチリ 読めれば、 易は オシマイ なのだと思われる。それくらい この彖伝には易道が尽くされている。 占をたしなむ オレ としては、…

乾為天を得たら

乾為天の占意につき、 柳下「易 占法の秘伝」には こうあります。 常人がこの卦を得ると何事も障害が多い。 万事進むは凶。 あまりよい判断をしていません。乾は気ばかりで実功が得にくいし、 至尊の卦だから、常人では 位負けしてしまうのでしょう。余程優…

教えの辞

乾為天の第三爻は、いきなり この爻辞で占ってはだめです。君子終日乾乾。夕惕若。厲无咎。本田易にあるように、 この爻辞はそのまま 占う人への教えとなっている。 ・・からです。ここは、占においては、 乾の極。過剛。危険な位地。 でもって占断するので…

本田易を読むよ

これまでの「易経を読む」は、一応、 未済卦まで読み終えたので、次は、 あまり肩肘張らないで、 本田 渉「易」を読むつもり。参照することはあっても、 読んだことがなかったので。これまで岩波を読んできたので、 本田易は新鮮で面白いと感じるが、 乾為天…